子供の自立をうながすには?モンテッソーリこどもせいかつ百科が便利

子供の自立、ってどうやって教えていくの?
子育ての目標って、最終的には「子供の自立」だと思っているのですが・・・
なんでも自分でやりたいお年頃に入ってきた2歳過ぎからは、生活のアレコレを教えるのも、すっごく大変。

うまくできないと、泣き出したり、怒りだしたりすることも・・・
「やりたいと思ったことはやらせてあげたい!でも教えるの難しい・・・!」
「子供にうまく伝わる教え方ってどんなの?」
そんな悩みを解消できる!
子供の自立をうながすのにぴったりな「こどもせいかつ百科」を紹介します。
子供の自立を助ける本「こどもせいかつ百科」
子供の自立を促すには、まずは日常生活の練習が一番大事!
子供の日常生活を網羅した便利な本があります。
著者の方は、モンテッソーリで子育て支援をしている方。
なので「こどもせいかつ百科」の内容も、モンテッソーリ教育をもとにしたものです。
「モンテッソーリ?難しいのは読むのヤダ」と思う方もいるかもしれませんが、親向けの難しい本ではなく、イラストがいっぱいの子供向けの本です。
ほとんどがひらがな表記で、カタカナにもひらがなルビが載っています。

主に就学前児童、4~6歳向けですが、2歳頃からでもとっても便利に使えてます!
「こどもせいかつ百科」子供の自立をうながすポイント
「こどもせいかつ百科」には子供の自立をうながすポイントがいっぱい!
お話には、みおちゃん(4才)とたけしくん(小学校1年生)の兄弟が登場し、わかりやすく丁寧に、日常生活の練習の仕方を教えてくれます。
- 衣食住の基本
- 日常生活のルールやマナー
が朝、昼、夜と一日の流れにそって、書いてあります。
教え方を知るのに、すごく役立ちました!
- 顔の洗い方
- 鼻のかみかた
- ボタンのとめかた
- 靴下のはきかた
- 箸の使い方
- トイレの使い方
- ふきんでテーブルを拭く
- 洗濯もののたたみかた
- お風呂の入り方
など、2~3歳でもぜひ身につけてほしいものが沢山載っています。

例えば、うちは靴下を履くのに、いつも苦戦しているのですが「私の教え方がよくなかったかな?」と気づきました。
自立した子供を目指すには生活習慣を教えること
自立した子供を目指すには、小さい時に生活習慣を教えることが大事です。
生活のさまざまを教えるのに、すべてコツがある。
これを知ってるか知らないかで、「何回教えてもわかってもらえない」ということが軽減されると思います。
- 子供をよく観察する→やりたがってることが見える
- 環境を整え、親がゆっくりやって見せる
- 活動を見守る→主体性を尊重
この3つのことが大事だと、モンテッソーリ教育では言われています。
具体的には
- 子供の手にあった道具を用意する
- やって見せるときは、見ることに集中してもらうよう話さない
- くどくど説明しないで、短い言葉と動きで説明する
などが大事です。
「こどもせいかつ百科」にも、各項目ごとに「おうちのかたへ」というアドバイスも載っていて声かけの方法なども書いてあります。
生活習慣って、大人からすると当たり前にできることばかりですが、子どもにあらためて教えるとなると、本当に難しいですよね!
子供の自立をうながすのに最適なモンテッソーリ教育
幼児教育の本をいろいろ読んできましたが、子供の自立をうながすにはモンテッソーリ教育が最適だな、と改めて実感します。
子供向けに書かれている「こどもせいかつ百科」は親の私にもとてもわかりやすく、気になったときに、辞書みたいにぱっと探せるのがとても気に入っています。

イラストがいっぱいなのでこの本に書いてあることを子供自ら、「やりたい!」ということも多いです。
特に料理のページに興味津々で、包丁の使い方も載っています。
こども包丁の選び方や台所育児の進め方はこちらの記事にまとめています。
こども包丁のおすすめ!いつから始めるべきか台所育児の参考になる本

「こどもせいかつ百科」以外に、もっとモンテッソーリ教育の子供への関わり方が知りたい!という方には、親向けの本ですが、こちらもとてもオススメです。
他にも、モンテッソーリ教育の本のおすすめを紹介しています↓
モンテッソーリ教育の本おすすめ3選!子供が集中している証拠とは?

モンテッソーリ教育は専門機関やお教室に行かなくても、自宅で簡単に取り入れることができます。
おもちゃの作り方はとても簡単なのに、子供がとても喜びます↓
モンテッソーリ手作りおもちゃでお仕事しよう!おうちモンテの始め方
