線上歩行のやり方は?モンテッソーリ園だけでなく家でも集中力教育
線上歩行ってどうやるの?
線上歩行は、モンテッソーリ教育を行う園などで行われるお仕事のひとつ。
子供は普段の生活から、発達の上で大事なことをどんどん自然と身につけていきます。
例えば子供って、歩道の白線や、少し上がった段を歩きたがったりしませんか?
そんなとき「危ないからだめ!」「早くして!」と何でも止めてしまうのはあまりよくありません。
本当に危ないときは止めなきゃいけませんが・・・
なぜ線の上を歩きたがるのか?
それは自分の体のバランス能力をのばしている段階だから。
線上歩行は、バランス能力を助ける室内遊びとしてとても優秀です。
モンテッソーリ教育の線上歩行のやり方をまとめました!
線上歩行のねらいは?
線上歩行は、その名の通り「線の上を歩くこと」。
線の上に足を踏み出して、出した足のつまさきに、もう片方のかかとをくっつけるように一歩ずつ丁寧に歩いていきます。
幼児期はまだ体の軸もしっかりしていないので、ふらふらしがちですよね。
集中して一歩ずつ線からはみださずに歩くのは、2歳児にはかなり難しい。
線上歩行を少しずつ練習することで
- 体の中心線がしっかり育つ
- 注意力
- 集中力
- 自己コントロール
- 平衡感覚
などが身につくと言われています。
また線上歩行をすることで、気持ちが落ち着く効果も。
線上歩行はリハビリ施設や、療育などの施設で行われることもあります。
近年、日本でのモンテッソーリ教育の認知度が高くなってきたことから、モンテッソーリ教育のイメージが強いですね。
モンテッソーリ教育の本おすすめまとめています↓
線上歩行のやり方【モンテッソーリ】
線上歩行は、モンテッソーリの園だけでなくおうちでも気軽に体験することができます。
やり方は、とてつもなく簡単!
マスキングテープをびーっとひっぱりだして床に貼るだけ。
最初は直線から。
直線に慣れたら、大きな円を作る。
まっすぐ一歩ずつ足を出すことに慣れたら、両手をまっすぐ伸ばし、手に持ち物をもっていきます。
- ろうそく
- 鈴
- 水の入ったコップ
など。
揺れる、鳴る、こぼれるものなどを持つと、線上歩行をするのに余計に集中力が必要です。
頭の上に、何か軽いものを乗せるのもいいですね。
モンテッソーリ園などでは線上歩行をするときに、静かなゆっくりとした曲をかける場合もあるようです。
授業参観などで、順番に全員で、線上歩行を発表する園も多いとか!
線上歩行を経験すると、平均台もうまくなるので、手作りするのも楽しいですよ。
牛乳パックで平均台のおもちゃを手作りしました↓
線上歩行以外にもモンテッソーリ教育を楽しもう
モンテッソーリ教育は近年、認知が広まっていますが、もともと古くからある教育法です。
日本ではいまのところ、モンテッソーリ教育をうけられる教育機関は、小学校は一校だけで、あとは幼稚園のみだそう。
モンテッソーリ教育は「集中力教育」とも言われ、
- google創業者
- amazon創業者
- wikipedia創業者
- バラク・オバマ
などが幼少期に受けていた教育としても有名です。
日本だと、将棋の藤井聡太さんが幼少期に受けていたということで話題になりました。
成功者が受けていた教育だからという流行りだけでなく、モンテッソーリは子育ての本質をついていると思うので、どんどん広まってほしいなと思います。
線上歩行以外にも、モンテッソーリ教育はおうちで簡単に経験することができます。
簡単な材料を用意して、環境を整えてあげるだけで十分↓
モンテッソーリ手作りおもちゃでお仕事しよう!おうちモンテの始め方
2歳代で、針と糸デビューすることもできます。
最初は、紙に直線を書いてスタート↓
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